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会食・接待のお礼メールのテンプレート|ごちそうになった側・した側の例文

会食のお礼メールで文面が分かれるのは、誰が費用を負担したかです。ごちそうになった側は、席を設けてもらったことと費用に礼を向けます。負担した側が同じ書き方をすると、自分で用意した席に礼を言うことになります。このページでは、費用負担と接待関係から文面を決める型と、取引先に接待された翌朝、こちらが接待した側、社内で上司にごちそうになったとき、翌日に案件を前へ進めたいときの4場面でコピーして使えるテンプレートを用意しました。

Guide

要点

会食のお礼メールは、書き出す前に一つだけ決めます。誰が費用を負担したか。ごちそうになった側なら、礼の中心は席を設けてもらったことと費用です。負担した側なら、足を運んでもらった時間です。割り勘や会費制なら、その席で交わした話が礼の対象です。ここを取り違えると、招いた側が「ご馳走になり」と書いてしまいます。

  • 送るのは翌朝の始業後が目安です。当日の深夜に送ると、相手が帰宅の途中や就寝前に受け取ることになります
  • 金額や店の格には触れません。「高価なお店で恐縮です」は、相手に支払った額を意識させます
  • 礼だけで終えず、次に何が起きるかを一文足します。次回の設定でも、案件の進め方でも構いません

誰が費用を負担したかで礼の向きが変わる

同じ「昨夜はありがとうございました」でも、続く一文は立場で変わります。招かれた側は費用と手配に、招いた側は相手の時間に礼を向けます。高い店だったと感じたときは、金額をにおわせず「お心遣いを賜り、恐縮しております」にとどめます。

立場礼の中心本文に入れる一文の例避けたい形
相手に負担してもらった席を設けた手配と費用ご馳走になり、ありがとうございました奢っていただき / 高いお店で申し訳ありませんでした
自社が負担した足を運んでもらった時間お忙しいなかお運びいただき、ありがとうございましたご馳走になり(自社が払った席で)
割り勘・会費制その席で聞けた話{話題}について伺えたことが収穫でした楽しい時間を過ごせました(これだけで終える)
社内で上司が負担ごちそうと、場を用意した労ご馳走さまでした。お店の手配までありがとうございました多大なるご厚情を賜り、厚く御礼申し上げます

送るタイミングと、遅れたときの書き出し

会食の翌朝、始業後の時間帯が一つの目安です。数日空いてしまったときは、「お礼が遅くなり失礼しました」の一文で切り上げます。詫びを長く書くほど、遅れたこと自体が主題になります。埋め合わせになるのは詫びの分量ではなく、席で出た話をどれだけ具体的に覚えているかです。

宛先と CC の決め方

宛先はその席で最も上位の方にし、同席した方を CC に入れるのが目安です。予約や手配をしてくれた幹事がいれば、その方も CC に含めます。社内の懇親会で上司にごちそうになったときは、上司へ直接送り、幹事役の同僚には手配への一言を別に送ります。

「楽しい時間を過ごせました」で終わらせない

感想だけの一文は、どの会食にも当てはまります。相手が読んで意味を感じるのは、その席でなければ出なかった話に触れた部分です。ところが翌朝には、盛り上がった話ほど輪郭が消えています。帰りの電車で、相手が使った言い回しを二つか三つ、そのままメモに残します。要約すると自分の解釈が混ざります。

どの話を書くかは、相手が時間をかけて話した話題から選びます。案件の本題とは限らず、業界の見立てでも前職の失敗談でも構いません。長く話したことは、相手が話したかったことです。他社の評判や人事の話は、その場限りにしておきます。メールにすると記録が残り、転送もされます。

最後に一文だけ、次に起きることを書きます。「次回は{時期}に」でも「{成果物}を{期限}までにお送りします」でも構いません。会食では案件の話が口約束のまま流れやすいので、翌朝のメールで日付と成果物に置き換えます。会食を伴わない打ち合わせや訪問のお礼は、打ち合わせ後のお礼メールの型で書きます。

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テンプレート

取引先に接待していただいた翌朝

いつ使うか: 取引先に会食や接待の席を設けてもらった翌朝。/次に何をするか: {話題}と{印象に残った話}を実際に出た話へ置き換える。店の格や金額には触れず、手配の手間と話の中身に礼を向ける。

件名: 昨夜の御礼({自社名} {氏名})

{企業名}
{部署名} {担当者名} 様

お世話になっております。{自社名}の{氏名}です。

昨夜はお招きいただき、またご馳走になり、ありがとうございました。お店の手配までしていただき、恐縮しております。

{話題}について{担当者名}様のお考えを伺えたことが、何よりの収穫でした。{印象に残った話}は、社内でも共有いたします。

{次に進める件}については、改めてご連絡いたします。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

{氏名}

こちらが接待した側からのお礼と次回の約束

いつ使うか: 自社が費用を負担して取引先を招いたとき。/次に何をするか: 費用と店には触れず、礼の対象を足を運んでもらった時間にする。次回に触れるときは「日程は改めて」と添え、この一通で確約を求めない。

件名: 昨夜はありがとうございました({自社名} {氏名})

{企業名}
{部署名} {担当者名} 様

お世話になっております。{自社名}の{氏名}です。

昨夜はお忙しいなかお運びいただき、ありがとうございました。{移動や時間の負担}にもかかわらずお時間を頂戴し、感謝しております。

{話題}について率直なお話を伺えたことで、こちらで{見えていなかったこと}がはっきりしました。{持ち帰った宿題}は、{期限}までに整理してお持ちします。

次回は{次回の場面や時期}にお目にかかれればと思っております。日程は改めてご相談させてください。

{氏名}

社内の懇親会・飲み会で上司にごちそうになった

いつ使うか: 社内の懇親会や飲み会で上司にごちそうになった翌朝。/次に何をするか: 社外向けの敬語を持ち込まない。「ご馳走さまでした」で足りる。幹事が別にいる場合は、手配への一言を幹事へ別に送る。

件名: 昨夜のお礼

{上司名} さん

お疲れさまです。{氏名}です。

昨夜はご馳走さまでした。お店の手配までしていただき、ありがとうございました。

{話題}のお話が印象に残っています。{これから変えること}から手をつけてみます。

またご一緒させてください。本日もよろしくお願いします。

{氏名}

会食の翌日に案件を前へ進めるお礼

いつ使うか: 会食で案件の話が進み、翌日に具体化したいとき。/次に何をするか: 席で口約束になった内容を、日付と成果物に置き換える。確認事項は一点に絞る。礼のメールに依頼を並べると、相手の処理が増えて返信が止まる。

件名: 昨夜の御礼と{案件名}の件

{企業名}
{部署名} {担当者名} 様

お世話になっております。{自社名}の{氏名}です。

昨夜はご馳走になり、ありがとうございました。{話題}について伺えたことで、{案件名}の進め方が整理できました。

いただいたお話を踏まえ、{修正する点}を反映した{成果物}を{期限}までにお送りします。ご確認のうえ、{次の判断}をご相談させていただければ幸いです。

なお、{確認したい一点}については、お手すきの際にお聞かせください。

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

{氏名}

Examples

Before / After

Before

昨日は楽しい時間を過ごせました。ありがとうございました。またぜひご一緒させてください。

After

昨夜はご馳走になり、ありがとうございました。{話題}について伺えたことが収穫でした。{印象に残った話}は、社内でも共有いたします。

何を変えたか: 感想だけの一文を、費用への礼と、その席で聞けた話に置き換えた。なぜ良くなったか: どの会食にも当てはまる文から、昨夜の席に宛てた文になる。

Before

昨夜はご馳走になり、ありがとうございました。またお声がけいただけますと幸いです。

After

昨夜はお忙しいなかお運びいただき、ありがとうございました。{話題}について率直なお話を伺えたことで、こちらの検討が一段進みました。

何を変えたか: 自社が費用を負担した席なのに「ご馳走になり」と書いていた部分を、足を運んでもらったことへの礼に直した。なぜ良くなったか: 礼の向きが実際の場と一致し、費用に触れずに済む。

Before

お礼が遅くなり大変申し訳ございません。先週はお忙しい中、貴重なお時間をいただき、また高価なお店でご馳走になってしまい、恐縮の限りです。

After

お礼が遅くなり失礼しました。先週はご馳走になり、ありがとうございました。{話題}について伺った{ご指摘}は、今週の社内会議でも取り上げています。

何を変えたか: 詫びを一文に切り詰め、店の値段への言及を、席で聞いた話とその後の動きに置き換えた。なぜ良くなったか: 相手に金額を意識させず、遅れた分を内容の具体性で埋められる。

FAQ

会食のお礼メールはいつ送ればいいですか?

翌朝の始業後が目安です。当日の深夜に送ると、相手が移動中や就寝前に受け取ることになり、こちらも前夜の話を整理しきれないまま書くことになります。数日空いてしまった場合は、詫びを一文にとどめ、席で出た話を具体的に書いて本題へ進みます。

接待した側からもお礼メールを送りますか?

送ります。ただし礼の向きが変わります。招いた側が書くのは、足を運んでもらった時間への礼です。「ご馳走になり」と書くと自分で用意した席に礼を言う形になるため、「お忙しいなかお運びいただき」に置き換えます。費用や店には触れません。

二次会や車の手配まで見ていただいた場合、どこまで触れますか?

一つにまとめて触れます。「二次会までご一緒いただき」「お車の手配までしていただき」のように、してもらったことを一つ挙げれば足ります。すべて並べると、受けた恩を数え上げる形になります。タクシー代を出してもらった場合も金額には触れず、「お心遣いをいただき」でまとめます。

「ご馳走になりました」は目上の相手に使っても問題ないですか?

取引先や上司に対して使える表現です。より丁寧にしたい場合は「お心遣いを賜り、恐縮しております」を添えます。避けたいのは「奢っていただき」のような口語と、「高いお店で申し訳ありません」のように金額へ触れる書き方です。

社内の飲み会や懇親会でも、上司にお礼メールを送りますか?

一言でも送っておくと、手配してもらった分の礼が伝わります。社外向けの敬語は持ち込まず、「ご馳走さまでした」で足ります。翌朝に口頭で伝えられる相手なら、メールにこだわる必要はありません。幹事が別にいる場合は、手配への礼をその人へ分けて送ります。

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