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面接辞退メールのテンプレート|選考段階別にコピーして使える例文

面接の辞退で採用担当者が困るのは、辞退そのものではなく、押さえた面接枠が空かないまま当日を迎えることです。このページでは、面接日までの残り時間と選考段階から文面を決める型と、書類通過後・一次面接後・最終面接前・当日の4場面でコピーして使えるテンプレートを用意しました。文面を貼り付けて、辞退の意思が確定形で伝わるか確認するところまでつなげられます。

Guide

要点

面接の辞退は、内容より先に「いつ伝わるか」で相手の負担が決まります。面接には面接官の予定と部屋が押さえてあり、連絡が早いほどその枠を別の候補者へ回せます。前日や当日の連絡になると、枠を空けたまま調整をやり直す作業に変わります。文面を考える前に、面接日までの残り時間と、相手がすでに割いた時間の量を見ます。この2つで連絡手段も、詫びる対象も決まります。

  • 面接日まで2営業日以上あるならメールだけで足ります。前日と当日は電話を先に入れ、メールは記録として後から送ります
  • 理由は「一身上の都合」で足ります。他社への入社を決めているなら、その一言があると担当者の確認の手間が減ります
  • 選考が進むほど、相手が割いた時間が増えます。書類通過後と最終面接前では、詫びる対象が変わります

連絡手段は残り時間で決める

メールか電話かは、丁寧さの問題ではなく、連絡が届くまでの時間差の問題です。メールは相手が開くまで届きません。面接前日の夕方に送っても、翌朝まで読まれないことがあります。目安は、面接日まで2営業日以上あるならメール、前日と当日は電話です。つながらなければ留守番電話に用件を残し、同じ内容をメールでも送ります。電話の時間帯は始業直後と昼休みを外し、午前10時から11時半、午後2時から5時あたりにかけます。

選考段階で詫びる対象が変わる

書類選考を通過した段階なら、相手はまだ面接の準備に入っていないことも多く、辞退の連絡は日程調整の取り消しに近いものです。一次面接を受けた後なら、面接官が時間を割き、評価をまとめています。最終面接の直前なら、役員の予定が確保され、受け入れの検討まで進んでいます。段階が進むほど、「機会をいただいたこと」ではなく「割いていただいた時間」に触れます。「一次面接では{話題}まで伺い」のように実際の選考に触れると、定型文には見えません。

理由は書かなくてよく、書くなら一つに絞る

辞退の理由は「一身上の都合」で通ります。企業側も理由の説明を求める立場ではありません。ただし他社への入社を決めているなら、その一言を添えると担当者が事情を推測せずに済みます。細かく書くほど良いわけではありません。「勤務地が想定と違った」「給与面で折り合わない」と具体的に挙げると、条件を見直す逆提案の入り口になり、やり取りが一往復増えます。理由は一つ、一文で十分です。

辞退の意思は確定形で書く

「辞退の方向で考えております」「一度持ち帰らせてください」は、辞退ではなく保留の連絡です。受け取った側は選考を止めてよいか判断できず、枠も空きません。「今回は選考を辞退させていただきたく、ご連絡いたしました」と、読んだ時点で確定したと分かる形にします。辞退の意思、どの選考を辞退するのか、連絡が遅れた場合の詫び。この3つが入っていれば、文面は短くて構いません。

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テンプレート

書類通過後・面接日程が決まる前の辞退

いつ使うか: 書類通過の連絡は受けたが、面接の日程がまだ決まっていない段階。/次に何をするか: 件名に氏名を入れ、担当者が候補者を照合できるようにする。理由は一文で止め、勤務地や給与などの条件には触れない。

件名: 面接辞退のご連絡({氏名})

{企業名}
{部署名} {担当者名} 様

お世話になっております。{氏名}と申します。

先日は書類選考の結果をご連絡いただき、ありがとうございました。

誠に恐縮ですが、一身上の都合により、今回は選考を辞退させていただきたく、ご連絡いたしました。

ご検討いただいたにもかかわらず、このような回答となり申し訳ございません。貴社の益々のご発展をお祈り申し上げます。

{氏名}
{電話番号}
{メールアドレス}

一次面接後・次の選考を辞退

いつ使うか: 面接を受けた後に、次の選考へ進まないと決めたとき。/次に何をするか: {面接で伺った話題}を実際に出た話に置き換える。ここが空欄のままだと、どの企業にも送れる定型文に見える。

件名: 二次選考辞退のご連絡({氏名})

{企業名}
{部署名} {担当者名} 様

お世話になっております。{日付}に一次面接をしていただきました{氏名}です。

先日は面接のお時間をいただき、ありがとうございました。{面接で伺った話題}について詳しくご説明いただき、感謝しております。

その後検討を重ねた結果、誠に恐縮ですが、二次選考を辞退させていただきたく、ご連絡いたしました。

{面接官名}様をはじめ、ご対応いただいた皆様のお時間をいただいたにもかかわらず、このような形となり申し訳ございません。

末筆ながら、貴社のご発展をお祈り申し上げます。

{氏名}
{電話番号}
{メールアドレス}

最終面接前の辞退(他社に決めた)

いつ使うか: 最終面接の日程が決まっているが、他社への入社を決めたとき。/次に何をするか: 面接まで2営業日を切っていれば、先に電話で伝えてからこのメールを送る。入社先の社名は書かない。

件名: 最終面接辞退のご連絡({氏名})

{企業名}
{部署名} {担当者名} 様

お世話になっております。{氏名}です。

{日付}の最終面接についてご案内をいただき、ありがとうございました。

大変申し上げにくいのですが、他社より内定をいただき、そちらへの入社を決めましたため、今回の選考を辞退させていただきます。

ここまで複数回にわたり選考のお時間をいただき、{印象に残ったこと}についてもご説明いただきました。直前のご連絡となり、誠に申し訳ございません。

{氏名}
{電話番号}
{メールアドレス}

前日・当日の辞退(電話の後に送る)

いつ使うか: 面接の前日または当日に辞退するとき。電話で伝えた後の記録として送る。/次に何をするか: 電話がつながらなかった場合は冒頭を「お電話が通じず、メールでのご連絡となり恐縮です」に差し替える。詫びは面接枠と担当者の予定へ向ける。

件名: 本日の面接辞退のお詫び({氏名})

{企業名}
{部署名} {担当者名} 様

お世話になっております。{氏名}です。

先ほどお電話にてご連絡いたしましたとおり、本日{時刻}からの面接を辞退させていただきます。

直前のご連絡となり、{担当者名}様および面接をご担当いただく皆様のご予定にご迷惑をおかけいたします。誠に申し訳ございません。

お時間を割いていただいたにもかかわらず、このような形となりましたことを重ねてお詫び申し上げます。

{氏名}
{電話番号}
{メールアドレス}

Examples

Before / After

Before

面接の件ですが、色々と考えた結果、辞退の方向で検討しております。またご連絡いたします。

After

誠に恐縮ですが、一身上の都合により、今回は選考を辞退させていただきたく、ご連絡いたしました。

何を変えたか: 「辞退の方向で検討」という保留の言い方を、確定した意思表示に置き換えた。なぜ良くなったか: 担当者がその場で選考を止められ、面接枠を別の候補者へ回せる。

Before

勤務地が自宅から遠く、給与面でも他社と比べて条件が合わなかったため、辞退いたします。

After

一身上の都合により、今回は選考を辞退させていただきます。

何を変えたか: 勤務地と給与という交渉可能な理由を外し、結論だけを残した。なぜ良くなったか: 条件を見直す逆提案を招かず、やり取りが一往復で終わる。

Before

ご迷惑をおかけして申し訳ありません。今回は辞退させていただきます。

After

先ほどお電話にてご連絡いたしましたとおり、本日14時からの面接を辞退させていただきます。直前のご連絡となり、面接をご担当いただく皆様のご予定にご迷惑をおかけいたします。誠に申し訳ございません。

何を変えたか: 抽象的な詫びを、辞退する面接の日時と、迷惑をかける相手の予定に結び直した。なぜ良くなったか: 何の連絡かが本文だけで特定でき、詫びの対象がはっきりする。

FAQ

辞退の理由は「一身上の都合」だけで大丈夫ですか?

足ります。企業側も理由の説明を求める立場ではありません。他社への入社を決めている場合だけ、その一言を添えると担当者が事情を推測せずに済みます。勤務地や給与を理由に挙げると、条件を見直す逆提案の入り口になるため、書かないほうがやり取りは短く済みます。

面接の前日や当日でも、メールだけで済ませていいですか?

メールだけでは間に合わないことがあります。メールは相手が開くまで届かず、前日の夕方に送っても翌朝まで読まれない場合があります。前日と当日はまず電話をかけ、同じ内容をメールでも送って記録に残します。つながらなければ留守番電話に用件を残します。

辞退を伝えた後に引き止められたら、どう返しますか?

再考をお願いされても、決めているなら理由を増やさずに繰り返します。「ご提案いただきありがとうございます。検討いたしましたが、辞退の意思に変わりはございません」で十分です。新しい理由を足すほど、その点を解消する提案が返ってきて、やり取りが長引きます。

一度辞退した企業に、後から応募し直せますか?

企業ごとの方針によります。再応募の可否と期間の制限は募集要項や採用ページに書かれていることが多く、まずそこを確認します。辞退の連絡を期日どおりに済ませておくと、再応募のときに経緯を説明しやすくなります。

転職エージェント経由の選考は、企業に直接連絡しますか?

まず担当のエージェントに連絡します。企業とのやり取りはエージェントが窓口になっているため、直接連絡すると二重に伝わり、日程の取り消しが遅れることがあります。エージェントには辞退の意思と時期を伝え、企業への連絡は任せます。

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