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内定承諾メールのテンプレート|新卒・中途・お礼メールの例文

内定承諾のメールで最初に決めるのは、この一通で承諾まで確定させるのか、まずお礼だけ返して承諾は期限内に別送するのかです。ここが決まらないまま書くと、「前向きに検討しております」のように、企業側が受諾として扱ってよいのか判断できない文面になります。このページでは、承諾を確定形で伝える言い換えと、入社日や提出書類の確認をどこまで同じメールに載せてよいかの線引き、そして新卒・中途・お礼のみの一次返信・承諾書の返送に添える4場面のテンプレートを用意しました。

Guide

要点

内定承諾のメールは、書き方より先に「この一通で何を確定させるか」を決めます。承諾まで確定させるなら、企業は採用枠を閉じ、入社手続きへ進みます。お礼だけを先に返すなら、企業は返事を待つ側に回ります。相手を止めるのは、この二つが混ざった文面です。「前向きに検討しております」と書かれたメールを受け取った担当者は、受諾として社内へ回してよいのか判断できません。

  • 内定の通知を受け取ったら、24時間以内に一度返します。承諾そのものは回答期限内で構わないので、決めきれていなければ、いつ返事をするかだけ先に伝えます
  • 承諾は言い切りの形で書きます。希望や意向を述べる形(〜したいと思います、〜できれば幸いです)は承諾になりません
  • 同じメールに載せてよいのは手続きの確認までです。給与や勤務地の見直しは、承諾とは別のやり取りにします

承諾として読めない言い方と、その言い換え

担当者が承諾のメールで探しているのは、内定を受けるという一文だけです。ところが実際に多いのは、感謝と意欲で本文が埋まり、肝心の一文が希望の形で書かれているメールです。日本語は丁寧にするほど断定が弱まるため、敬語を重ねた結果として意思が消えます。下の言い換えなら、丁寧さを保ったまま確定形になります。

書きがちな表現相手の読み取り確定形の言い換え
前向きに検討しております返事はまだ先になりそうだ内定をお受けいたします
ぜひお世話になりたいと考えております意欲は伝わるが、受けるかは分からない内定を承諾いたします
入社させていただければと思います入社したいという希望を述べている{入社日}より入社いたします

右側はどれも短い一文です。承諾を先に言い切り、感謝や意欲はその前後へ置きます。順序が逆になると、担当者は最後まで読まないと結論をつかめません。

同じメールで確認してよいこと、別にすること

入社日、初日の出社時間と集合場所、提出書類とその期限、健康診断の要否。これらは承諾の後に発生する手続きなので、承諾のメールにまとめて聞いて構いません。一方、給与額、役職、勤務地、提示された入社日の変更は条件の話です。承諾と同じメールに入れると「この条件が通るなら承諾する」と読まれ、社内の手続きが止まります。条件を相談したいなら、承諾の返事より前に、条件についてだけのメールを送ります。

お礼だけ先に返すか、一通で承諾まで書くか

通知が届いた時点で入社を決めているなら、お礼と承諾は一通にまとめます。二通に分けても担当者の作業が増えるだけです。迷っているなら分けます。一通目は受領のお礼と、いつ返事をするかの日付。二通目が承諾です。欠かせないのは日付で、「もう少し考えさせてください」だけでは、担当者は次にいつ動けるか分かりません。回答期限が示されているなら、その範囲内で自分が守れる日を書きます。

入社前の質問を添えるとき

配属先や研修の日程など、入社前に聞いておきたいことは承諾のメールに添えられます。書く位置は承諾の一文より後ろです。質問が先に来ると、答え次第で承諾を決めるように読めます。数は3つまで、箇条書きで一行ずつ書きます。回答の期限は切らず、「お手すきの際にご教示いただけますと幸いです」で足ります。服装や持ち物など、入社日の直前で間に合うことは省いて構いません。

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テンプレート

内定承諾(新卒)

いつ使うか: 新卒採用で内定を承諾するとき。/次に何をするか: 「お受けいたします」で意思を言い切る。{準備すること}は資格の勉強や卒業論文など実際に予定しているものへ置き換え、思い当たらなければこの一文ごと削る。

件名: 内定承諾のご連絡({氏名})

{企業名}
{部署名} {担当者名} 様

お世話になっております。{大学名}{学部名}の{氏名}です。

このたびは内定のご通知をいただき、誠にありがとうございました。

謹んで内定をお受けいたします。{入社年}年4月より貴社の一員として働けることを、大変うれしく思っております。

入社までの期間は{準備すること}に取り組み、万全の状態で初日を迎えられるよう努めます。

今後の手続きにつきまして、ご指示がございましたらお知らせいただけますと幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

{氏名}
{電話番号}
{メールアドレス}

内定承諾(中途・入社日と手続きの確認を同送)

いつ使うか: 転職・中途採用で承諾し、入社までの手続きをまとめて確認したいとき。/次に何をするか: 確認事項は手続きに関するものだけに絞る。給与や勤務地の見直しを希望する場合は、このメールに混ぜず、承諾の返事より前に別のメールで相談する。労働条件通知書をまだ受け取っていない場合は、冒頭を「ご提示いただいた条件を確認のうえ」に置き換える。

件名: 内定承諾のご連絡({氏名})

{企業名}
{部署名} {担当者名} 様

お世話になっております。{氏名}です。

このたびは内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございました。

お送りいただいた労働条件通知書の内容を確認のうえ、内定を承諾いたします。{入社日}より勤務を開始できるよう、現職の引き継ぎを進めております。

つきましては、下記についてご教示いただけますでしょうか。

・初日の出社時間と集合場所
・入社までに提出が必要な書類と提出期限
・健康診断の受診が必要な場合の手配方法

お手すきの際にご確認いただけますと幸いです。引き続きよろしくお願いいたします。

{氏名}
{電話番号}
{メールアドレス}

内定通知の受領お礼(承諾は期限内に別送)

いつ使うか: 内定の通知を受け取ったが、承諾の返事にもう少し時間が必要なとき。通知から24時間以内に返す。/次に何をするか: {回答期限}は企業から示された期限の範囲内で、自分が守れる日にする。この一通は承諾でも辞退でもないので、「お受けします」に近い表現は入れない。

件名: 内定のご通知へのお礼({氏名})

{企業名}
{部署名} {担当者名} 様

お世話になっております。{氏名}です。

このたびは内定のご通知をいただき、誠にありがとうございます。{印象に残ったこと}について伺えたことで、入社後の働き方が具体的に見えました。

ご返事につきましては、{相談相手}とも相談のうえ、{回答期限}までに改めてご連絡いたします。

お時間をいただき恐縮ですが、よろしくお願いいたします。

{氏名}
{電話番号}
{メールアドレス}

承諾書・提出書類の返送に添えるメール

いつ使うか: 承諾書や提出書類を返送したことを知らせるとき。/次に何をするか: 発送日と到着の見込みを書くと、担当者が着信を待てる。メールに添付して送る場合は{発送方法}を「本メールに添付」へ置き換え、到着予定日の一文を削る。

件名: 内定承諾書送付のご連絡({氏名})

{企業名}
{部署名} {担当者名} 様

お世話になっております。{氏名}です。

先日ご送付いただきました内定承諾書に必要事項を記入し、本日{発送方法}にて返送いたしました。{到着予定日}ごろにお手元に届く見込みです。

同封した書類は下記のとおりです。

・内定承諾書 1部
・{提出書類名} 1部

記入漏れや不足がございましたら、お手数ですがご連絡ください。よろしくお願いいたします。

{氏名}
{電話番号}
{メールアドレス}

Examples

Before / After

Before

内定のご連絡ありがとうございます。ぜひ前向きに検討させていただければと思います。

After

内定のご連絡をいただき、ありがとうございました。謹んで内定をお受けいたします。

何を変えたか: 「前向きに検討」「〜させていただければ」という希望の形を、承諾の言い切りに置き換えた。なぜ良くなったか: 担当者が受諾として社内へ回せ、入社手続きがその日から動く。

Before

内定を承諾いたします。つきましては、給与についてもう少しご相談させていただきたく、勤務地についても希望がございます。

After

内定を承諾いたします。つきましては、初日の出社時間と集合場所、入社までに提出が必要な書類をご教示いただけますでしょうか。

何を変えたか: 条件の相談を承諾メールから外し、承諾後に発生する手続きの確認だけを残した。なぜ良くなったか: 承諾が条件付きに読まれず、担当者は案内を返すだけで済む。

Before

内定ありがとうございます。少し考えたいので、また連絡します。

After

内定のご通知をいただき、ありがとうございます。家族とも相談のうえ、5月20日までに改めてご連絡いたします。

何を変えたか: 「また連絡します」を、返事をする日付に置き換えた。なぜ良くなったか: 担当者が待つ期限を把握でき、催促の連絡が入らない。

FAQ

内定承諾のメールは、いつまでに送りますか?

企業から示された回答期限内に送ります。期限の指定がなければ、通知から1週間以内が目安です。承諾を決めきれていない場合も、通知を受け取ってから24時間以内に一度返し、いつ返事をするかの日付だけ先に伝えます。

「内定をお受けいたします」と「内定を承諾いたします」は、どちらを使いますか?

どちらも承諾として通じます。「お受けいたします」はやわらかく、新卒の返信でよく使われます。「承諾いたします」は内定承諾書などの書類と語をそろえられるため、手続きの確認を同送するときに収まりがよい言い方です。避けたいのは「入社させていただければと思います」のような希望の形で、これは承諾になりません。

他社の選考結果を待っている間は、何と書けばいいですか?

承諾とも辞退とも書かず、いつ返事をするかだけを伝えます。「5月20日までにご返事を差し上げます」のように日付を置けば、担当者はその日まで待てます。他社の選考を受けていること自体は書いて構いませんが、社名は伏せます。示された期限までに決まらないと分かった時点で、期限の延長を別のメールでお願いします。

内定のお礼メールと承諾メールは、分けて送るべきですか?

入社を決めているなら一通にまとめます。二通に分けても担当者の作業が増えるだけです。返事に時間が必要な場合だけ分け、一通目に受領のお礼といつ返事をするかの日付を書き、二通目で承諾します。二通目は件名を「内定承諾のご連絡」に変えると、どちらが正式な返事か担当者が一目で判別できます。

電話で承諾を伝えた後も、メールを送りますか?

送ります。電話はその場で伝わりますが、記録が残りません。通話の後に、承諾の意思、入社日、確認したい手続きをメールで書き送ると、担当者が社内へ回す資料になります。件名には氏名を入れ、どの候補者の連絡か本文を開かなくても分かるようにします。

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