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自己PRの書き方と例文|強み別テンプレートと400字・200字の書き分け

自己PRの設問でまず決めるのは、文章の運びではなく、どの強みを1つ選ぶかです。強みは名前から選ぶより、自分が実際に動いた場面から逆算するほうが、後に続く文が具体的になります。以下では、400字と200字での削り方の違い、長所と短所の言い換え表、強みが出てこないときに頼まれごとから逆算する手順、提出前の点検表を置き、そのあとに継続力・課題解決・巻き込み・分析の4つに分けたテンプレートを並べました。継続力については、プレースホルダを埋めた完成例も添えてあるので、1文の長さや数字の入れ方の目安に使えます。

Guide

要点

自己PRの欄では、強みの名前だけを置いた文と、その強みが出た場面まで書いた文とで、読み終えたときに残る情報の量が変わります。「継続力があります」だけなら誰でも書けますが、「新入生向けの説明会で、前年に質問が多かった項目を先に話す順番に変えた」まで書かれていると、同じ文を書ける人は限られます。選ぶ場面は1つ、その場面で自分が決めたことを1つ、応募先の仕事とつながる一文を1つ。この3点が入っていれば、字数が変わっても骨組みは崩れません。

  • 強みは1つに絞ります。2つ以上並べると、それぞれの場面が短くなり、どちらも根拠が足りない状態で終わります
  • 場面は成果の大きさで選ばないほうが書きやすいです。うまくいかない時期があり、そこで自分が何かを変えた場面のほうが、書くことが多く残ります
  • 最後の一文は、応募先の仕事のどの場面でその強みを使うかに充てます。「貢献したい」で終えると、強みと仕事の接点を読み手の推測に委ねることになります

自己PRは、強み・場面・接続の3つで組む

自己PRの本文は、次の3つで足ります。

  1. 強み。何ができるかを1文で言い切る。「{何を}{どうする}力」の形にすると、次の場面の話と自然につながる
  2. 場面。いつ、どこで、何が起きて、自分が何をしたか。本文の半分以上をここに使う
  3. 接続。その強みを応募先のどの仕事で使うか。募集職種の名前まで出すと、読み手が配属後を想像できる

書き出しは、1の強みを先に言い切る形が基本です。ただし、困っている状況の説明が先にあったほうが分かりやすい経験なら、1文目を場面から始めて、2文目で自分の強みに着地させてもかまいません。場面の描写に入る時点で「何の話か」が伝わっていれば、この形でも3つの要素はそろいます。

2の場面には、締めの一文として、その経験から自分が何に気づいたかを置きます。下のテンプレートで3段落目に入れてある一文がこれにあたり、3の接続とは別に数えてください。ここを飛ばすと、行動の説明で終わって、次の応募先の話へつながりにくくなります。

「結論、具体、結論」の形にすると、限られた字数のうち2回を結論に使うことになります。同じ強みを最後にもう一度書くより、締めの1文を応募先の仕事に向けたほうが、読み終わったときに残る情報が増えます。設問が「あなたの強みを教えてください」だけなら1と2で足ります。「その強みを当社でどう活かしますか」まで含む設問なら3まで書きます。設問文に問いが2つ入っていることもあるので、書き始める前に句点で区切って数えてください。

400字と200字では、削る場所が違う

エントリーシートの自己PR欄は、400字前後の指定をよく見かけますが、200字の欄や、100字台の短い入力欄が混ざることもあります。上限は入力欄や設問文に書かれているので、書き始める前に目を通しておいてください。同じ原稿を字数だけ合わせて縮めると、どの文も説明不足になります。配分の目安は次のとおりです。

指定字数強み場面接続先に削るもの
400字40字280字80字削らずに、場面の描写を厚くする
200字30字130字40字所属、規模、始めた経緯などの前置き
120字前後25字75字20字経緯に加えて、結果の説明。行動を1つだけ残す

削る順番は、前置きから後ろへ向かいます。所属や規模の説明は、行動の話が始まればおおよそ伝わります。最後まで残すのは、自分がした行動と、その後で変わったことの2つです。数字は少ない字数で多くを伝えられるので、期間、回数、人数は短い欄でも残します。逆に「粘り強く」「積極的に」のような副詞は、削っても伝わる情報が減りません。

このページの下に置いたテンプレートは、波括弧のプレースホルダを含んだ骨組みです。プレースホルダを自分の経験に置き換えると、この配分表のとおりの字数に近づきます。

長所と短所は、名前ではなく場面で書く

長所を聞く欄と自己PRの欄が別々に用意されている書類もあります。どちらも、語だけを置くと読み手には判断材料が残りません。よく使われる語を、場面の言い方に置き換えたものが次の表です。

よく使う長所の語そのままだと伝わらないこと場面に置き換えた言い方
コミュニケーション力話すのが得意なのか、聞いて整理できるのか意見が割れた場面で、双方の言い分を書き出してから論点を1つに絞りました
責任感自分が引き受けた範囲がどこまでか担当外だった在庫の確認を自分の当番表に入れ、引き継ぎ用の一覧を作りました
継続力続けた期間と頻度、その間に変えたこと週3回の練習を2年続け、途中から記録の付け方を回数から内容に変えました
協調性周りに合わせただけなのか、動かしたのか参加率の低い人に個別で声をかけ、参加できる曜日を集計し直しました
主体性誰の指示でもなく始めたことがどれか引き継ぎ資料がなかったので、当番の手順を写真つきの1枚にまとめました
課題解決力何を課題として選んだのか返品理由の記録から、サイズ表記の分かりにくさに絞って書き直しを提案しました

短所の欄は、長所への言い換えだけで終えると、その先を聞かれたときに話す材料が残りません。裏返した言い方に、いま自分がしている対処を1文添えます。

短所裏返した長所添える対処の一文
心配性準備を早めに始められる確かめる項目を先に3つ決めて、時間をかける箇所を絞るようにしています
優柔不断決める前に選択肢を集められる判断の期限を先に決めて、その時点で情報が足りなくても選ぶようにしています
頑固決めたやり方を最後まで通せる反対意見が出たときは、理由を聞いてから自分の案と並べ直すようにしています
せっかち着手が早い急いで出した後に見落としが出やすいので、提出前に読み返す時間を先に取っています
人見知り相手を見てから話せる初対面の場では、質問から入って相手の話を先に聞くようにしています
抱え込みやすい任された仕事を最後まで持てる進み具合を週に一度共有して、遅れそうな段階で相談するようにしています

長所の欄と自己PRの欄の両方に、同じ強みを書いてもかまいません。片方は場面を1つに絞って書き、もう片方は日常の行動の癖として書くと、2つの欄で情報が重なりません。

自己PRが思いつかないときは、頼まれごとから逆算する

強みが出てこないときに、強みの一覧から自分に近いものを選ぼうとすると、名前は決まっても場面が出てきません。順番を逆にします。

  1. 直近2年で、人から頼まれたこと、任されたことを5つ書き出す。自分で強みだと思っていることではなく、他人が任せてきたことを拾う
  2. それぞれについて、自分が実際にした動作を動詞で3つずつ書く。「調べた」「声をかけた」「記録した」「並べ替えた」「断った」のように、体を動かした言葉に限る
  3. 15個の動詞を並べて、重なっているものを探す。3回以上出てくる動詞があれば、それが強みの中身になる
  4. その動詞に名前をつける。「粘り強さ」のような一語ではなく、「{何を}{どうする}力」の形にする。「手順を記録して次の人に渡す力」のように長くてよい

アルバイトも部活もしていない場合でも、授業の課題、家族の手伝い、続けている趣味から同じ手順を踏めます。動詞が3つ書けない出来事は、まだ言葉になっていないだけなので、いったん外して次へ進んでください。5つとも動詞が重ならないときは、1つの出来事に戻って、その日の動きを時系列で書き出してみてください。書き出す粒度が細かくなると、重なりも見つかります。

提出する前の点検表

原稿ができたら、次の6つを1行ずつ確かめます。当てはまった行はその場で直し、直し終えてから次の行へ進んでください。

見るところ直し方
強みが2つ以上並んでいないか場面を長く書けるほうを残す。もう1つは長所の欄や面接で話す材料に回す
強みの名前のあとに、その強みが出た場面が続いているか名前をいったん消し、いつ、どこで、自分が何をしたかから書き直す。名前は場面を書いた後に付け直すと短くなる
場面に、自分が決めたことが1つ入っているか「頑張った」「取り組んだ」を、選んだ、断った、順番を変えた、聞きに行った、のような動詞に置き換える
その強みを応募先のどの仕事で使うかが、1文で書かれているか募集職種の一覧を開き、その職種が実際に扱う仕事の言葉に置き換える
締めの1文が、業種の違う会社の欄に貼ってもそのまま通る内容になっていないか採用サイトや説明会で自分が確かめた事実を1つ入れ、その職種が担当する仕事に結び直す
設問文に、最後まで答えているか設問を句点で区切って問いの数を数え、それぞれに対応する文があるか見る。「強みと、それを発揮した経験」なら2つ

先に見るのは1つ目と6つ目です。1つ目は、どの強みで書くかが決まらないまま直しても、後で場面ごと入れ替えることになるからです。6つ目は、設問が求めている項目に答えていなければ、他をどれだけ整えても届かないからです。残りの4つは、下のチェックツールの見ている点と重なります。ツール側で扱うのは、抽象的な自己PR、根拠の薄さ、企業とのつながりの弱さ、使い回し感の4点です。自分で読み返す前に貼り付けておくと、書いた本人には見えにくい2つ目と5つ目に先に気づけます。

生成AIに任せられるところと、任せられないところ

募集要項や提出時の案内で、生成AIの利用について触れている応募先があります。書かれている場合は、その指示が優先です。ここから先は、指示が見当たらないときの使い分けの話になります。

自己PRをAIに書かせると、文としては整ったものが出てきます。ただ、出てくるのは強みの名前と、その名前によく添えられる一般的な行動です。あなたがその日に何を選び、何をやめたかは、渡していない限りモデルの側にありません。結果として、上の点検表の2つ目と5つ目に同時に当たる原稿になります。

材料がそろった後の工程なら、任せると速く進みます。

  • 棚卸しで書き出した動詞を、似たもの同士でまとめさせる
  • 書いた自己PRを渡して、場面の説明がないまま置かれている抽象語を拾わせる
  • 400字の原稿を200字にするときに、削る候補を挙げさせる

自分で書くしかないのは場面の細部です。誰が困っていたか、なぜその方法を選んだか、やってみて何が変わったか。ここはメモの形でかまわないので、先に自分で書き出してから渡すと、返ってくる文章も変わります。面接では、提出した自己PRの内容について質問されることがあります。書いた文の根拠を自分の言葉で説明できる状態にしておいてください。

志望動機やガクチカとは、切り取る面を変える

同じ経験を、自己PR、ガクチカ、志望動機の3つの欄で使ってもかまいません。3枚を並べて読んだときに、同じ文が2回出てこなければ大丈夫です。取り出す部分を設問ごとに変えます。

設問中心に置くもの同じ経験から取り出す部分
自己PR強みと、それが出た場面自分が決めた1場面と、その後で変わったこと
ガクチカ取り組みの過程期間の長さ、途中で変えた方法、周りの動き
志望動機応募先を選んだ理由その経験から生まれた関心と、応募先で確かめた事実

志望動機の欄については、就活の志望動機の書き方と業界系統別の例文で構成と業界別のテンプレートを扱っています。ガクチカの欄は取り組みの過程を書く設問なので、経験タイプ別のテンプレートと深掘り質問への備えをガクチカの書き方と経験タイプ別の例文にまとめました。インターンや説明会で自分が任された作業は、自己PRの場面としてそのまま使えます。お礼を送るときの文面はインターンのお礼メールのテンプレートに用意しています。

書き上げたら、一度声に出して読んでみてください。自己PRは面接でも口頭で聞かれます。読んでいて息が続かない文は、たいてい1文に2つのことが入っています。そこを2文に割るだけで、書類としても話す材料としても扱いやすくなります。

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テンプレート

継続力の骨組み(400字)

いつ使うか: 部活、アルバイト、資格の勉強など、同じことを長く続けた経験を中心に据えるとき。書き出しで強みを言い切り、場面の段落に本文の半分以上を使う配分にしてある。/次に何をするか: 「続けた」だけでは期間の説明で終わるので、{自分が変えたこと}に必ず何かを入れる。途中で方法を変えていない場合は、その期間に自分が作ったもの(手順書、記録、当番表)を書くと中身が残る。/字数: 波括弧を自分の内容に置き換えると400字前後になる。

私の強みは、{取り組み}を{期間}続けるなかで身についた、{何を}{どうする}力です。

{時期}に{始めたきっかけ}で始めました。{何か月目}ごろには{うまくいかなかったこと}が続き、離れていく人も出ました。続けるうえで自分に課したのは、{続けるために決めたこと}の1つだけです。私は{自分が変えたこと}を試し、{記録や工夫の方法}で毎回の結果を残すようにしました。{期間}のあいだに{変化した数字や状態}まで届き、{周りに起きた変化}も見えるようになりました。

続けられたのは根気だけではなく、{続けるために用意した仕組み}を先に作っていたからだと考えています。

{応募先の職種名}では、{結果が出るまでに時間がかかる仕事}に取り組む場面があると{確認した経路}で知りました。{使いたい場面}で、この続け方を活かしたいと考えています。

継続力の完成例(400字)

いつ使うか: 上の骨組みが、埋めた状態でどれくらいの長さと具体性になるかを確かめるとき。内容は架空で、そのまま提出する文章としては使えない。/次に何をするか: 1文の長さ、段落の切れ目、数字を置く位置だけを目安として持ち帰り、記録の付け方と自分に課したことの部分を、自分が実際にした動作へ差し替える。/字数: この例文は400字。

私の強みは、間違えた箇所を記録に残して、次に取り組むときへ持ち越す力です。

大学2年の春に簿記の勉強を始め、1日30分を1年半続けました。最初の2か月は問題集を順番に解くだけで、同じ論点を何度も落としていました。続けるうえで自分に課したのは、予定が詰まっている日でも1問だけは解くという1つだけです。私は解き直しの間隔を3日後、1週間後、3週間後と決め、間違えた問題を日付ごとに並べる表を作りました。表を使い始めて3か月ほどで解き直しの対象が半分ほどに減り、1年半で目標にしていた級に合格しました。いまは同じ表の作り方を後輩にも渡しています。

続けられたのは根気だけではなく、解き直す間隔を先に決めて、1日の負担を30分に収めたからだと考えています。

経理職では、月次の締めのように同じ手順を毎月繰り返す仕事があると、説明会で伺いました。積み上げに時間がかかる場面で、この続け方を活かしたいと考えています。

課題解決の骨組み(400字)

いつ使うか: 困っている状況が先にあり、自分が原因を絞って動いた経験を書くとき。書き出しを状況の説明から始め、2文目で自分の判断に着地させる形にしてある。/次に何をするか: {絞り込んだ原因}と{分かったこと}を別のものにする。同じ内容が入っていると、調べる前から答えを持っていたように読める。提案が通らなかった経験でも、条件を受けて直した部分があれば書ける。/字数: 波括弧をすべて埋めると400字前後に収まる。

{場面}では、{困りごと}が起きていました。私はこれを{絞り込んだ原因}の問題だと考え、{最初にした行動}から手をつけました。

{時期}、{所属や役割}として{担当していたこと}に関わっていました。周囲では{当初言われていた理由}が原因だとされていました。ただ、それでは説明がつかないのが{その説明では合わない事実}です。理由を確かめるために{調べた方法}で{調べた対象}を{期間}分見直し、{分かったこと}に行き当たりました。{提案したこと}を{相手}に持っていき、{相手から出た条件}を受けて{修正したこと}に直したうえで試しました。{試した期間}のあいだ{確認した指標}を追い、結果は{変化した数字や状態}です。

原因を決めつけずに、手元の記録から確かめてから動く進め方は、このときに身につきました。

{応募先の職種名}として、{取り組みたい対象}の改善に関わりたいと考えています。

巻き込み・調整の骨組み(400字)

いつ使うか: 委員会、サークルの運営、アルバイトのシフト調整など、立場の違う相手のあいだに立った経験を書くとき。書き出しを役割と人数から始め、2文目で強みを言い切るので、リーダーの肩書きがなくても成立する。/次に何をするか: 最後にどうまとまったかより、途中で誰の希望を先に通し、どれを取り下げたかを書く。役職に就いていない場合も、個別に話を聞いた場面があればそのまま材料になる。/字数: 波括弧を埋めた状態で400字前後になる。

{人数}人の{集団}で{役割}を担当し、{立場の違う相手}のあいだで話をまとめる側に回ることが多くありました。私の強みは、希望が食い違う場面で、先に合意できる条件を1つ決めてから話を進める力です。

{時期}の{出来事}で意見が割れたのは、{意見が割れた点}についてです。{一方の相手}と{もう一方の相手}の希望が正面からぶつかり、決まらないまま{迫っていた期限}が近づいていました。私は{先に確かめたこと}を一人ずつ聞き、{共通していた条件}を書き出しました。そのうえで{出した折衷案}を提案し、{取り下げた条件}は私のほうから外しました。{結果どうなったか}まで進み、{その後の状態}が続いています。

先に合意できる条件を1つ決めておくと、その後の話が短く済むと分かりました。

{応募先の職種名}では{関わる相手}との調整があると{確認した経路}で知りました。{使いたい場面}で、この進め方を使いたいです。

分析の骨組み(400字)

いつ使うか: ゼミ、研究、アルバイトの売上や在庫、サークルの会計など、記録を扱った経験を書くとき。書き出しをデータと期間から始め、強みの名前を文の後半に置く形にしてある。/次に何をするか: 高度な手法である必要はない。表計算ソフトで並べ替えた、手書きの記録を月ごとに数えた、といった作業でも、切り口を自分で決めていれば書ける。/字数: 波括弧を埋めると400字前後になる。

{扱った記録やデータ}を{期間}分見直したことが、私の{何を}{どうする}力の出発点です。

{時期}、{場面}で{担当したこと}を任されました。{最初に感じた違和感}があったので、{集めた記録}を{整理した方法}で並べ直しました。そこで見えたのが{見つけた偏りや傾向}です。最初に選んだ切り口では差が出なかったため、{変えた切り口}に分け直して同じ記録を見比べました。{そこから提案したこと}を{相手}に伝え、{採用された範囲}まで反映されました。いまは{変化した数字や状態}を確認できています。

数字を出すことより、どの単位で切ると差が見えるかを決めるところに時間をかけました。

{応募先の職種名}では{扱う情報やデータ}を読む場面があると{確認した経路}で知りました。{使いたい場面}で活かしたいと考えています。

短い欄向けの骨組み(200字・課題解決)

いつ使うか: 200字前後の欄や、Webフォームの短い入力欄に入れるとき。上の課題解決の原稿から、所属と役割の説明、期間、相手から出た条件を落として4文にまとめてある。/次に何をするか: 落としたのは前置きと経緯だけで、行動と結果はそのまま残してある。さらに短い欄では{提案したこと}の1文を削り、調べた行動と結果の2つを残す。面接で聞かれたときに、落とした部分をそのまま話せる。/字数: 波括弧を埋めた状態で200字前後になる。

{場面}で{困りごと}が起きていたとき、{調べた方法}で{調べた対象}を見直し、{分かったこと}に行き当たりました。{提案したこと}を{相手}に持っていき、{修正したこと}を加えて試したところ、{変化した数字や状態}になりました。記録から確かめてから動くのが私の強みです。{応募先の職種名}でも、{取り組みたい対象}に同じ手順で向き合いたいと考えています。

Examples

Before / After

Before

私の強みはコミュニケーション力です。相手の立場に立って考えることができます。

After

私の強みは、聞いた話を相手が後から確認できる形に整え直す力です。長期インターンで議事録を任され、決まったことと持ち帰りになったことを分けて書く形式に変えたところ、次の打ち合わせの冒頭でその記録が使われるようになりました。

何を変えたか: 名乗る言葉をやめ、自分が変えた記録の形式まで書いた。なぜ良くなったか: 「相手の立場に立つ」は誰でも書けるが、形式を変えた判断は本人でなければ書きにくい。

Before

吹奏楽部を3年間続けました。継続力には自信があります。

After

吹奏楽部で、合奏の前の30分を個人練習に充てる時間割を提案し、3年目までその形が続いています。曲ごとに難しい箇所を先に洗い出してから合わせるようになり、通し練習の回数が減りました。

何を変えたか: 続けた年数の後ろに、その期間で自分が提案したことを1つ置いた。なぜ良くなったか: 年数は条件の説明にすぎず、続けたあいだに何を変えたかで強みの中身が決まる。

Before

ゼミでは、毎週の課題に真面目に取り組みました。

After

ゼミの文献購読で、担当回の前に他のメンバーの疑問を先に集めて論点表を作るようにしました。議論が要約の確認から始まらずに済み、質疑の時間を長く取れています。

何を変えたか: 取り組む姿勢の評価を、自分が始めた手順と、その後で変わったことに置き換えた。なぜ良くなったか: 「真面目に取り組んだ」は誰の課題にも当てはまるが、手順を変えた判断はその人の材料になる。

Before

入社後は、この強みを活かして幅広い業務に挑戦していきたいです。

After

接客で身についた聞き取りの手順は、法人営業の初回訪問で相手の状況を確かめる場面でも使えると考えています。

何を変えたか: 貢献の宣言を、強みを使う具体的な場面に置き換えた。なぜ良くなったか: どの職種のどの場面で使うかが決まると、読み手が配属後の働き方を想像できる。

FAQ

自己PRに書く数字を、正確に思い出せません。

記録が残っていない数字は、無理に書かないほうが後で困りません。「週3回」「2年間」のように自分が確実に覚えている単位に替えるか、数字を外して行動そのものを書きます。売上や人数を大きめに書くと、面接で内訳を聞かれたときに答えられなくなります。手元に記録がある場合は、集計した期間と対象もあわせて控えておくと、質問されたときにそのまま答えられます。

複数の企業に、同じ自己PRを出してもよいですか?

強みと場面のブロックは、応募先が変わっても使い回せます。差し替えるのは、その強みを応募先のどの仕事で使うかを書いた締めの1文です。ここだけを募集職種に合わせて書き直せば、1社ごとに全文を書き直す必要はありません。差し替えた後は、点検表の4つ目(仕事とのつながり)と5つ目(締めの1文)だけをもう一度当ててください。

エントリーシートと履歴書の両方に自己PR欄があるときは、書き分けますか?

内容そのものを変える必要はありません。多くの場合、履歴書の欄のほうが狭いので、同じ原稿を字数に合わせて縮めた形になります。上の配分表の200字か120字前後の行を使ってください。ただし、履歴書の様式が学校指定で、欄の見出しが「自己PR・特技」のように複数を求めている場合は、見出しに書かれた項目に合わせます。2枚を読み比べる相手には、長いほうに書いた内容がそのまま届きます。片方を短くしても、受け取れる情報が減ることはありません。

文体は「です・ます」と「だ・である」のどちらで書きますか?

エントリーシートや履歴書では敬体(です・ます)が一般的です。文末が混ざったまま提出すると読み手の目に留まりやすいので、提出前に文末だけを縦に追って確かめてください。一人称も同じで、「私」と「自分」が混ざらないように揃えます。応募先が様式や記入例で文体を指定している場合は、そちらが優先です。です・ます調とだ・である調の違いは、下の関連リンクにある常体と敬体の解説で説明しています。

大学生ですが、高校時代の経験を自己PRに書いてもよいですか?

書けますが、直近の経験のほうが材料は集めやすいです。高校時代の経験を選ぶなら、そこで身につけたことが現在も続いていると分かる形にします。たとえば当時始めた記録の付け方をいまも使っている、当時の役割が今の活動につながっている、といったつながりを1文入れます。つながりを書けない場合は、大学に入ってから任されたことのなかから、上の棚卸しの手順で探し直すほうが早く決まります。

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