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インターンのお礼メールのテンプレート|OB訪問・座談会後の例文

インターンやOB訪問のお礼メールで差がつくのは、敬語の丁寧さではなく、その場で自分が何をして何を聞いたかを書けているかどうかです。感想語だけの文面は、同じ回に参加した学生の誰が送っても同じものになります。このページでは、抽象的な感想を具体に置き換える対応表と、送るタイミングと宛先の決め方、そしてインターン最終日・OB訪問後・座談会後・メンター社員宛の4場面でコピーして使えるテンプレートを用意しました。

Guide

要点

インターンやOB訪問のお礼メールを受け取る側は、同じ時期に何人もの学生と会っており、受信箱には似た文面が何通も並びます。そこで読み分けられるのは、敬語の正しさではなく、あなたがその場で何をして、何を見聞きしたかです。文面を考える前に、参加中にメモした作業名、社員の発言、詰まった場面を一つ思い出します。ここが埋まれば、残りは定型で構いません。

  • 送るのは当日中が目安です。最終日の解散が遅ければ翌朝でも構いませんが、深夜の送信は避けます
  • 感想語は一つも入れなくて構いません。作業名、相手の発言、自分が次にすることの3つで本文はできます
  • 次にどうしたいかは一文だけにします。応募の意思も再訪問のお願いも追加質問も全部入れると、お礼が依頼の前置きに見えます

「勉強になりました」を具体に置き換える

手が止まるのは、感謝の言葉が思いつかないからではなく、書きたい中身をまだ言語化していないからです。手元にあるのが感想語だけなら、下の表の左から自分が書きそうな語を探し、右へ置き換えます。

書きがちな語置き換える中身書き換えの例
勉強になりましたどの話が、自分の何を変えたか志望業界は絞りすぎないほうがよいと伺い、他業界の説明会にも申し込みます
貴重な経験でした手を動かした作業の名前3日目のグループワークで、競合3社の価格表を比較しました
刺激を受けました誰の、どの発言や場面か{社員名}様が「仕様より先に使う人の1日を書く」と話された場面
楽しかったです詰まった場面と、そこで分かったこと想定顧客を絞る作業で手が止まり、条件を減らす順番で結論が変わりました

右側が一つ書ければ足ります。三つ並べると、どれが一番残ったのか分からなくなります。

当日中に送り、遅れたら詫びは一文で

お礼メールは、相手があなたの顔と発言を覚えているうちに届くほど読まれます。目安は当日中、遅くとも翌日の午前中です。解散が夜になった日は翌朝で足り、日付が変わってからの送信は避けます。数日空いた場合は「ご連絡が遅くなり申し訳ございません」の一文だけ添え、あとは普通のお礼として書きます。遅れた理由を説明するほど、本題の具体が後ろへ押し出されます。

宛先を人事にするか、社員個人にするか

基本の窓口は、案内メールを送ってきた差出人です。人事の窓口アドレスなら、その案内メールへの返信として送ります。現場のメンター社員に個別で伝えたいことがあるなら、窓口宛とは別に一通出します。宛先を並べて一通にまとめると、どちらへのお礼なのかがぼやけます。CCは案内メールでCCに入っていた人をそのまま残す程度にとどめ、名刺もアドレスも渡されていない相手には、連絡先を探してまで送りません。

次にどうしたいかを一文だけ入れる

お礼メールが選考でどう扱われるかは、企業と選考方式によって違います。送れば有利になると考えて書くより、次に何をしたいかを相手が受け取れる形にしておくほうが、相手も動きやすくなります。選考に進みたいなら「今後の選考にも応募させていただきたいと考えております」。もう一度話を聞きたいなら「{時期}ごろに改めてお時間をいただけますと幸いです」。質問があるなら一つに絞り、「お手すきの際にご教示いただけますと幸いです」と添えます。三点まとめて書くと、どれから返せばよいか決められず、返信が後回しになります。

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テンプレート

インターン最終日のお礼(人事・受け入れ部署宛)

いつ使うか: 複数日程のインターンシップの最終日に、案内メールの差出人(人事や受け入れ部署の窓口)へ送るとき。/次に何をするか: {取り組んだ作業}と{分かったこと}を、参加中のメモから一つだけ選んで埋める。同じ回の参加者が全員書ける内容になっていたら、選び直す。

件名: インターンシップのお礼({大学名} {氏名})

{企業名}
{部署名} {担当者名} 様

お世話になっております。{大学名}の{氏名}です。

{日程}のインターンシップでは、{日数}日間お世話になりました。ありがとうございました。

{取り組んだ作業}では、{詰まった場面}で手が止まりました。{社員名}様に教えていただき、{分かったこと}に気づきました。

現場を見せていただいたことで、{企業名}の仕事の進め方が具体的に見えました。

あらためて御礼申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。

{氏名}
{大学名} {学部名} {学年}
{電話番号}
{メールアドレス}

OB・OG訪問後のお礼(本人宛)

いつ使うか: OB・OG訪問を終えたその日のうちに、会ってくれた本人へ送るとき。/次に何をするか: 勤務時間外や休日に時間を作ってもらった場合は、冒頭に「業務時間外にもかかわらず」を足す。大学の名簿や知人の紹介で会ったなら、紹介者にも別便で一通送る。

件名: {月日}のOB訪問のお礼({大学名} {氏名})

{企業名}
{相手の氏名} 様

お世話になっております。{大学名}の{氏名}です。

本日はお時間をいただき、ありがとうございました。

{質問した内容}について、{具体的に伺えた内容}まで教えていただきました。おかげで{自分が見直すこと}に手をつけられます。今週中に書き直してみます。

{印象に残った発言}というお話は、{それまで考えていたこと}を前提から考え直すきっかけになりました。

またお伺いしたいことが出てきましたら、ご連絡させていただければ幸いです。本日はありがとうございました。

{氏名}
{大学名} {学部名} {学年}
{電話番号}
{メールアドレス}

座談会・会社説明会後のお礼(担当者宛)

いつ使うか: 座談会や会社説明会など、複数の学生が参加した場の後に、運営の担当者へ送るとき。/次に何をするか: 誰のどの発言が残ったかを一つ書く。ここが空だと参加者全員が同じ文面になる。質問は一つまでにして、返信の期限は付けない。

件名: {月日}の{イベント名}のお礼({大学名} {氏名})

{企業名}
{部署名} {担当者名} 様

お世話になっております。{大学名}の{氏名}です。

本日は{イベント名}を開催いただき、ありがとうございました。

{社員名}様が{発言の内容}とお話しされていたことが印象に残っています。{自分の受け止め}という点は、採用ページや資料を読むだけでは分からないところでした。

一点だけ、{質問}について伺えますでしょうか。お手すきの際にご教示いただけますと幸いです。

引き続きよろしくお願いいたします。

{氏名}
{大学名} {学部名} {学年}
{メールアドレス}

メンター社員個人宛のお礼(選考への意思を添える)

いつ使うか: 現場で直接指導してくれたメンター社員へ、窓口宛とは別に個別で送るとき。/次に何をするか: 選考に進む意思は一文で書き、選考の便宜や推薦をお願いする文にしない。人事の窓口宛は別便にして、同じ文面を両方へ送らない。

件名: {配属先}でのインターンシップのお礼({大学名} {氏名})

{企業名}
{社員名} 様

お世話になっております。{大学名}の{氏名}です。

{日程}のインターンシップでは、{配属先}で受け入れていただきました。{日数}日間、ご指導いただきありがとうございました。

{具体的な指摘}というお話をいただいてから、{自分が変えたこと}を意識するようになりました。{発表}の直前に見ていただいたことも、あわせて御礼申し上げます。

今後の選考にも応募させていただきたいと考えております。{配属先}で伺った話をもとに、志望動機を書き直しているところです。

引き続きよろしくお願いいたします。

{氏名}
{大学名} {学部名} {学年}
{電話番号}
{メールアドレス}

Examples

Before / After

Before

ありがとうございました。つきましては、今後の選考スケジュール、配属の決まり方、内定者の交流会について教えていただけますでしょうか。

After

ありがとうございました。一点だけ、{質問}について伺えますでしょうか。お手すきの際にご教示いただけますと幸いです。

何を変えたか: 質問を三つから一つに絞り、返信の時期を相手に委ねた。なぜ良くなったか: どれから返すか決める手間がなくなり、お礼が問い合わせの前置きに見えない。

Before

{担当者名}様、{社員名}様、このたびは大変お世話になりました。皆様のおかげで有意義な5日間となりました。

After

{社員名}様、{具体的な指摘}というお話をいただき、ありがとうございました。あれから、{自分が変えたこと}を意識するようになりました。

何を変えたか: 人事とメンター社員を宛先に並べた一通を、その人とのやり取りだけを書いた一通に分けた。なぜ良くなったか: 誰へのお礼かがはっきりし、人事の窓口へは窓口向けの内容を別便で送れる。

Before

件名: 本日はありがとうございました

After

件名: 8月20日のOB訪問のお礼({大学名} {氏名})

何を変えたか: 件名に日付と大学名・氏名を入れた。なぜ良くなったか: 相手は同じ時期に複数の学生と会っており、誰からのいつのお礼かを一覧の段階で判別できる。

FAQ

インターンやOB訪問のお礼メールは、いつまでに送りますか?

当日中が目安で、遅くとも翌日の午前中です。相手があなたの顔と発言を覚えているうちに届くほど読まれます。解散が夜遅くなった日は、翌朝の始業前後に送れば足ります。一週間以上空いてしまった場合、単独のお礼としては時期を過ぎているので、次の選考連絡や質問に一言添える形へ切り替えます。

お礼メールに返信が来なかったら、もう一度送ったほうがいいですか?

送らなくて構いません。お礼メールは返信を前提としない連絡で、採用担当者は選考期間中に同じような一通を大量に受け取っています。返信がないことを、辞退の合図や評価の低さとして読む必要はありません。こちらから再度連絡するのは、選考の案内に書かれた期日を過ぎたときで、そのときはお礼の再送ではなく選考についての問い合わせとして送ります。

お礼メールを送ると、選考で有利になりますか?

どう扱われるかは企業と選考方式によって違い、送ったこと自体が評価につながるとは限りません。お礼メールの役割は、参加した場で自分が何を見て何を考えたかを、担当者が読める形にしておくことです。書いた内容は、後の面接で聞かれてもそのまま説明できるものにしておきます。

OB訪問アプリや大学のキャリアセンター経由で会った場合は、どこへ送りますか?

まず、それまでのやり取りに使った経路をそのまま使います。アプリ内のメッセージで日程を決めたなら、お礼もアプリ内で返すのが自然です。個人のメールアドレスを渡された場合はそちらへ送ります。キャリアセンターや知人の紹介で会ったなら、本人宛のお礼とは別に、紹介してくれた側にも結果を一言伝えます。

座談会で複数の社員と話したときは、全員に送りますか?

運営の窓口へ一通送り、特に長く話した社員がいて連絡先を渡されているなら、その人へもう一通送ります。全員へ同じ文面を送るのは避けます。社内で並べられたときに使い回しが分かり、一通あたりの中身も薄くなります。個別に送る一通には、その人と話した内容だけを書きます。

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